アメリカ大学編入留学

INTOの9パートナー大学では学部直接編入に加えて、入学基準(英語力と成績)を満たしていない方を対象とした学部編入パスウエイ(University Transfer Pathway=UTP)というオプションを用意しています。
UTPは、学部正規科目、アカデミック英語で構成されており、受講生がスムーズに学部に編入できるようにデザインされています。

UTP ここに注目

  • 世界レベルの大学卒業という学歴バージョンアップ
  • 年2~4回の編入機会があるため時間のロスを防げる
  • 日本の大学 or コミュニティカレッジで取得した単位が無駄にならない
  • GPA 2.25より編入可
  • TOEFL50相当より編入可。またTOEFLの代わりになる公式テストを当社にて無料で受験可
  • 正式出願(デポジット支払前)におよその認定単位数が記載されている卒業計画表が届く
  • 寮滞在を保証
  • 返金不要のスカラシップ獲得のチャンスあり

大学編入のフロー

図:大学編入学のフロー

UTPカリキュラム例オレゴン州立大学の例

Undergraduate Transfer Pathway (UTP)
卒業までの単位構成 開始時期 秋学期(9月)
冬学期(1月)
春学期(3月)
夏学期(6月)
学士号取得に必要な単位数 180*
UTP期間中に取得できる単位数 最大47
残り単位数 133**

*オレゴン州立大学は4学期制を採用しているため、卒業単位数が180単位ですが、これは多くの日本の大学のように2学期制を採用している大学の120単位に相当します。
**日本の大学やコミュニティカレッジで取得した単位数は含まれていませんので、こちらから単位認定数が差し引かれます。

第1学期
コード名
教科名 単位数
ALS 150 アカデミック英語(リーディング&ライティング)* 4
ALS 151 アカデミック英語(リスニング&スピーキング)* 4
MTH 数学 4
HHS 231 健康のためのフィットネス 2
ALS 181 健康のためのフィットネス ESLブリッジ* 2
PAC スポーツ 1
TOTAL 17
第2学期
コード名
教科名 単位数
ALS 162 上級アカデミック英語(ライティング)* 3
COMM 111 スピーチ 3
MTH 数学* 4
ANTH 210 文化人類学 3
ALS 181 文化人類学 ESLブリッジ* 2
BA 280 ビジネス洞察 2
Total 17
第3学期
コード名
教科名 単位数
WR 121 英作文* 3
ALS 181 英作文  ESLブリッジ* 2
MTH 数学 4
BA 101 現代ビジネス  6
ALS 181 現代ビジネス ESLブリッジ* 2
Total 17

*留学生のみで受講する教科

学部編入パスウエイを実施している大学

※直接編入はすべての大学が対応していますが、当社ではドリュー大学とイリノイ州立大学の学部直接編入手続きは行っておりませんので、あらかじめご了承ください。

アメリカ編入留学の基礎知識

アメリカでは、ある大学に入学後にほかの大学に転校することが一般的に行われており、これは日本の大学を中退してアメリカの大学に編入学することも同じことになります。

アメリカの大学は、単位制・学期制を採用

アメリカの大学は日本の学年制・通年制と違って、単位制・学期制を採用しているので在籍した期間にかかわらず取得した単位数で卒業が決まります。

卒業に必要な単位数は120-130単位

通常卒業に必要な単位数は2学期制*の場合は120-130単位、4学期制の場合180単位です。

いずれも卒業に要する期間は4年間。例えば2学期制で卒業に必要な単位数が120単位のアメリカの大学で日本の大学で取得した単位が60単位認められれば、残り60単位を取得すれば卒業ということになる。

*アメリカの大学の90%以上が2学期制を採用しています。INTOパートナー大学の中では唯一オレゴン州立大学が4学期制を採用しています。

ただ120単位取得すればいいわけではない!

アメリカの4年制大学の学部課程は、一般教養科目(25-40%)、専攻科目(25-50%)、選択科目(15-30%)で構成されています。例としてアラバマ大学バーミンハム(2学期制)の卒業要件を見てみましょう。

アラバマ大学バーミンハム(UAB)の卒業要件(ビジネス学部マーケティング専攻)

卒業に必要な単位数(単位数) 120単位
一般教養科目 英作文(6)
人文科学・芸術分野(12)
自然科学・数学分野(11)
歴史・社会科学・行動科学分野(12)
41単位
専攻科目 Principles of Accounting I(3)
Principles of Accounting II(3)
Introduction to Business(3)
Business Foundations(3)
Essentials of Financial Literacy(3)
Legal Environment of Business(3)
Quantitative Analysis I(3)
Quantitative Analysis II(3)
Professional Development for Today's Workplace(1)
Business Communications(3)
Fundamentals of Financial Management(3)
Information Systems(3)
Management Processes and Behavior(3)
Operations Management(3)
Basic Marketing(3)
Strategic Marketing (3)
International Business(3)
Distribution Management (3)
Professional Selling(3)
Marketing Analytics(3)
Integrated Marketing Communication(3)
61単位
選択科目 UABで開講している教科 18単位

卒業するのに162単位?

日本の大学で取得した単位が上記チャートのどのカテゴリー(一般教養科目、専攻科目、選択科目)にどの程度認められるかということも卒業にかかる期間に大きく影響します。

例えば極端な例として日本の大学の単位がUABに60単位認められたとしても、それらが全て選択科目のカテゴリーならば、残り102単位を一般教養と専攻科目から取得しなければなりません。

つまりこの方は162単位を取得して卒業することになります。

最低2学期間(30単位)は卒業する大学で受講しなければならない

アメリカの大学ではResidency Requirementsといって学位取得を希望する大学に「何学期以上在籍」または「何単位以上を取得」しなければいけないという規則があります。

多くの場合は、最後の1学年間(2学期制の場合は30単位以上)という規定を設けています。UABも同様です。

学部編入パスウエイについて

本ページで紹介しているアメリカ大学学部編入パスウエイ(UTP)は、アメリカの学部編入の条件(GPA, 英語力)を満たさない方対象のプログラムです。

UTPは、最初の1-2学期間、学部正規科目と共にアカデミック英語やスタディスキルの授業を受け、受講生がスムーズに学部に編入できるようにデザインされています。

また留学最終決定前におよその認定単位数及び編入後に必要な履修教科が記載されている卒業計画表が届くことが大きな特長です。

アメリカ大学編入留学Q&A

Q:何故無料で手続きサポートをしてくれるのですか?

A:当社は、本サイトに記載されている教育機関を代表して、プログラムの説明、出願手続き、合格後の各種手続きなどをお申込者と共に円滑、 確実に行なうことで、教育機関から運営費用を頂いております。その結果お申込み者からは手数料をいただかずに留学支援サービスを提供しています。 無料サポートに含まれているサービスは、こちらをご覧ください。

Q:出願すれば必ず合格できますか?

A:編入留学パスウエイについては、本サイト上に記載されている各プログラムの入学基準(成績及び英語力)を満たせば、定員枠超過でない限り合格が保証されています。 定員枠超過状況につきましては出願前にチェックしますが、通常、留学開始の6ヵ月前までに出願すれば定員超過になることはありません。 一方、学部直接編入については、本サイトに記載されている入学条件は、最低必要条件であって、大学は基準を満たした出願者の中から選抜しますので、出願しても必ず合格するとは限りません

Q:アメリカの大学に編入留学を考えていますが、編入基準を知りたい

A:下のチャートをご覧ください。

アメリカ大学編入条件

スマートフォンでは横スクロールでご覧ください。

大学 成績(GPA) 英語力(IELTS)
直接編入 編入
パスウエイ
直接編入 編入
パスウエイ
オレゴン州立大 2.5 2.25 6.5 5.0より
南フロリダ大学 2.5*1 N/A 6.5 N/A
アラバマ大学バーミンハム 2.0 2.0 6.0 (全て5.5+) 5.0より
ジョージメイソン大学 2.85*2 2.0 6.5 (R&W: 6.0+) 5.5 (R&L: 5.5+)
イリノイ州立大学*3 3.0 N/A 6.5 N/A
セントルイス大学 2.5*4 2.5*4 6.5 6.0
ドリュー大学*3 3.0 2.5*5 6.0 (全て6.0+) 5.5(全て5.0+)
サフォーク大学 2.7*6 2.2*7 6.5 5.5
ホフストラ大学 2.5*8 2.5*8 6.5 6.5

N/A=編入留学パスウエイプログラムはない

*1現在の大学(or コミュニティカレッジ)で取得した単位が59単位未満の場合SATスコアが必要になる

*2高校のGPAが5段階中3.3以上

*3イリノイ州立大学とドリュー大学の無料編入サポートはおこなっておりません。

*4現在の大学(orコミュニティカレッジ)で12単位以上の単位認定教科を履修していること

*5現在の大学(orコミュニティカレッジ)で24単位以上履修していること

*6現在の大学(orコミュニティカレッジ)の履修単位が23単位未満の場合は、2.7 (高校の成績証明書も審査)

*7現在の大学(orコミュニティカレッジ)で12単位以上履修していること

*8現在の大学(orコミュニティカレッジ)の履修単位が24単位未満の場合は、3.0 (高校の成績証明書も審査)

Q:現在、アメリカのコミュニティカレッジに通っていますが、卒業後、或いは次学期から編入できますか?

A:上のチャート内の各大学の編入条件(転校前の受講単位数、GPA、英語力)を満たしていれば可能です。なお英語力についてはEnglish Compositionなどの教科をC以上の成績で履修済の場合、公式英語テストの提出が免除になります。詳細は、お問い合わせください。

Q:編入するのに修了学年の制限はあるか?

A:ありませんが、一般的に言って日本の大学に長くいる分、認められる単位数の割合は低くなります。当社が編入留学をお勧めするのは大学2年修了生までで、大学3年生以上の方には日本の大学を卒業して大学院留学を目指すようアドバイスしています。

Q:編入時期は?

A:各学期の開始時になります。2学期制の場合は、8月と1月、クォーター制の場合は、9月、1月、3月です。夏学期からの編入を認めている大学もあります。

Q:日本の大学と違う分野を専攻することは可能か?

可能です。但し、社会科学分野から工学分野など専攻分野が大きく変わる場合、専攻科目が認められませんので、卒業に要する期間が長くなることを考慮しておかなければなりません。

Q:事前にどの位の単位が認められるか分かりますか?

アメリカの大学は、合格が決まり、デポジットを支払うなどの入学の意思表示をする前に認定単位数を知ることはできないでしょう。何故なら、単位認定を審査するにはかなりの時間と手間がかかるので、正式に入学が決まっていない方の審査は通常行いません。なおアメリカ大学編入パスウエイではデポジット支払い前におよその認定単位数が記載されている卒業計画表が届きます。

Q:単位認定の審査依頼に必要な書類は?

A:通常の出願書類に加えて日本の大学で受講した教科の英文シラバスが必要になります。日本の大学が英文シラバスを作成してくれない場合は、翻訳を依頼しなければならないので、早めに準備する必要があります。

Q:1年間の授業料と返金不要のスカラシップについて教えてください。

A:こちらをご覧ください

当プログラムのカウンセリングと入学手続きを無料で行っています。詳しくはお問い合わせください。